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吹き矢を競技として楽しむ「吹矢レクリエーション」が兵庫・播磨地域の高齢者らの間で、じわりと広がっている。 腹式呼吸を使った有酸素運動で、矢を20本吹くと約5キロのウオーキングと同程度のカロリーを消費、「スコン」と音を立てて的に当たったときの爽快(そうかい)感が、ストレスの発散にもつながるという。昨年結成された姫路市のサークルでは、半年間で参加者が2倍になった。関係者は「もっと多くの人に魅力を知ってほしい」とアピールしている。 金属製の筒(長さ約1メートル、直径1・3センチ)に矢(長さ13センチ)を入れ、5〜7メートル先の的に発射、当たった部位ごとに得られる点数を競う。矢は先に金属製の芯が入ったものと、吸盤の2種類で、的も発泡スチロール製とアクリル製を使い分ける。 メンバーの中には厚さ5センチの発泡スチロールの的を貫通させたり、約30メートル離れて命中させたりする熟練者もいる。 昨年9月に結成された「姫路吹矢レクリエーションサークル」では、毎週水曜日の昼と、土曜日の昼・夕方に姫路、加古川両市の公民館などで教室を開催。当初は15人だったが、口コミで仲間が加わり、現在は約30人が打ち込んでいる。 メンバーの一人、姫路市八代宮前町、藤本雄策さん(69)は「くわえた瞬間、少し筒が動いても全く違うところに飛んでしまう」としながらも、「いい音をたてて命中すると爽快。始めてから少し体の調子が良くなった気がする」と話す。 同サークルを結成した有近一雄さん(56)は「車いすの利用者や女性も対等に競技できる魅力を伝え、将来は会員を100人集めたい」と意気込んでいる。 ・ <強風>羽田発着の107便が欠航 首都圏の鉄道、一時不通(毎日新聞) ・ 抑止力は米の「核の傘」ではなく「憲法9条」 福島氏が持論展開(産経新聞) ・ <形状記憶鉄合金>ゴムのように伸縮 東北大が開発(毎日新聞) ・ 公明 神崎、坂口氏が議員辞職、引退へ 世代交代を加速(毎日新聞) ・ <将棋>久保棋王勝ち最終局へ 棋王戦第4局(毎日新聞)
by rtsuv4kwol
| 2010-03-27 08:19
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